愛知時計電機株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長 國島 賢治)は、環境省事業「知多市における低炭素水素モデルタウン実証事業」に参加します。
本事業は水素ステーションを拠点に、地域資源を活用して製造・調達した低炭素水素を、既存のLPG配送網や各種新型水素容器を利用し、現状未開拓である街利用分野の需要先へ効率的に供給することにより、新たな水素需要の創出や、全国の水素ステーションに水平展開可能な事業モデルを構築することを目指しています。
当社は、水素メーターを提供し、水素ボイラ、燃料電池、水素火葬炉、水素給湯器・ストーブで消費される水素使用量の管理・取引など、水素の社会実装におけるより現実的な課題抽出に取り組み、水素社会の早期実現に寄与したいと考えています。
水素メーター
〇水素メーターの詳細は、> 水素流量計の研究開発 をご確認ください。
1.実証事業の概要
愛知県では、全国一の設置数(34箇所)を誇る水素ステーション(水素ST)を、地域の水素供給拠点として社会実装することを目標に、知多市の水素STから燃料電池車(FCV)だけでなく、公共施設や住宅に設置した燃料電池や水素給湯器など、幅広い利用先に低炭素水素を低コストに供給する「低炭素水素モデルタウン事業」について、昨年度から、事業化可能性調査を実施しています(2024年6月28日公表済み。)。
この度、事業化可能性調査の結果を踏まえて、愛知県と当社を含む17の企業等とが連携して実証事業を開始します。この実証事業は、環境省が公募した「令和7年度コスト競争力強化を図る再エネ等由来水素サプライチェーンモデル構築・実証事業」の採択事業です。
(1)目的
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- 本県が全国一の設置数(34箇所)を誇る水素STを拠点に、地域資源を活用して製造・調達した低炭素水素を、既存LPG配送網や各種新型水素容器を利用し、現状未開拓である街利用分野の需要先へ効率的に供給する。
- 街利用による新たな水素需要創出や、中部圏において検討されている海外からの大規模水素等と連携し、サプライチェーンのスケールアップを図ることで、水素供給の低コスト化と水素STの自立化に貢献する。
- 愛知県内及び全国の水素STに水平展開可能な事業モデルを構築する。
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【事業イメージ】
2.今後の予定
2029年度まで実証を継続実施予定
その他、実施体制や実証内容など詳細情報は、下記よりご確認ください。
愛知県ホームページ|知多市における低炭素水素モデルタウン実証事業を開始します
【お問い合わせ】
愛知時計電機株式会社 > 総合お問い合わせ までお願いいたします。