カーボンニュートラルチャレンジ2050
愛知時計電機株式会社ならびに当社グループ企業は、
地球環境に配慮した企業活動に取り組み、環境と調和する製品と企業活動を通して社会に貢献します。
特に地球温暖化対策が広く求められており、当社もその一翼を担うため、カーボンニュートラルの実現にチャレンジします。
ターゲット2050
2050年までに脱炭素社会、すなわちカーボンニュートラルの実現を目指します。
行動指針
- 事業活動におけるエネルギー起源の温室効果ガス排出を抑制し、カーボンニュートラルの達成に寄与します。
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製品のライフサイクルにおける全ての段階において、環境負荷の低減を図ります。
- 3R(リデュース・リユース・リサイクル)が配慮され、省エネ性・環境安全性の高い製品設計を推進します。
- 生産活動における環境負荷物質の排出抑制と省エネ・省資源に努めます。
- 生産性を高め、環境負荷低減につながるDXを積極的に導入していきます。
- 脱炭素社会実現に向けて、サプライチェーン全体で連携を取り、推進します。
実績2023年度CO2排出量について
2023年度のCO2排出量は2013年度比で61.6%削減となり、国が「地球温暖化対策計画」で示す、産業部門の2030年度目標(38%削減)を大幅にクリアしています。
取り組み環境に配慮した事業活動 ~ビニール袋による梱包の廃止~
2024年度上期から、ガスメーターの梱包に使用していたビニール袋を廃止することで、年間50万枚のビニール袋使用量を削減する取り組みを実施します。これにより、年間約20.0tのCO2排出を削減できる見込みです。
取り組み水温調整の緩和による使用電力の削減
持続可能な未来を目指し、水道メーター製造プロセスのエネルギー効率化に着手しました。2024年4月からの水温調整の緩和により、チラーの使用電力を大幅に削減します。これによりCO2排出量の削減が見込まれ、地球環境への負荷軽減が期待されます。
今後も製品品質と効率性向上に努め、地球環境の保全に貢献してまいります。
取り組みカーボンフットプリント宣言
2023年11月、サプライチェーン全体での環境負荷低減のため、軽量化、小型化が図られたLPガスメーターについて、カーボンフットプリント宣言を行い、登録公開しました。
- ニュースリリース
- LPガスメーターのカーボンフットプリント宣言を登録公開
取り組みCO2フリー電力の導入
2022年4月より本社、本社工場及び岡崎工場並びにアイチ木曽岬精工株式会社において、CO2フリー電力の導入を開始しました。
この取り組みにより、2022年度のCO2排出量は、大幅な削減を実現しました。
- ニュースリリース
- CO2フリー電力の導入について
取り組み環境にやさしい製品づくり ~⽔道メーターの軽量化・⼩型化~
家庭用水道メーター※は、検定有効期限が8年とされ、全国で年間約750万台が交換されています。
愛知時計電機は、より環境に配慮した製品を目指し、現行品より50%の軽量化・小型化を実現した新型水道メーターSDシリーズを開発しました。
これにより運搬や施工の効率化と製造工程でのCO2低減に貢献します。※口径:13~20ミリ
取り組み環境にやさしい製品づくり ~ガスメーターのリユース・リサイクル~
都市ガスメーターは、検定有効期限10年が終了する前に交換され、取り外されたガスメーターは廃棄されるのではなく、消耗部品の交換・再検定を行ったうえで再び使用されます。そのため環境配慮に優れた製品です。