地区に設置している整圧器は、地震発生異常時に速やかにガスの供給を停止する必要があります。その1つの方策として整圧器に感震器を設置して、地震発生による規定SI値以上で整圧器を自動停止する装置が有効であり、ガスの供給を自動停止するシステムです。
地震以外の不要な雑振動等で誤作動するとガス供給に多大な支障をきたします。これを防ぐ手段として、常時整圧器の作動状態(開度、圧力)を監視して、開度、圧力のデータ変移を見て、異常かどうかを的確に判断する機能を付加したものをご提案いたします。
開度検出器入力 |
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差圧計及び 流量計等入力 |
開度検出器を使用しない場合、差圧計,流量計(4〜20mA出力機器)に接続可能 | ||||||||||||
地震計入力 |
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圧力センサー 入力 |
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整圧器停止 ユニット入力 |
整圧器停止ユニット(遮断弁)の状態を検出する。 チャンネル数:1チャンネル(無電圧a接点入力) |
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整圧器停止 ユニット出力 |
整圧器停止ユニット(遮断弁)を閉じる。 チャンネル数:1 チャンネル(無電圧a接点出力) |
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通信方法 | PHS通信モード(32kPIAFS方式 公衆) | ||||||||||||
データ送受信 | アラーム端末側発呼:計測データの上下限超過時,感震器作動(a接点入力)時,遮断弁閉状態時,電池電圧低下時 センターポーリング:計測ロードサーベイデータ収集,各種メンテナンス設定・読出,遮断弁閉信号出力 |
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センター | 固定:ISDN回線+TAP+パソコン 可搬:PHS+ノートパソコン | ||||||||||||
異常判定 | 通常はセンターパソコン側で『異常判定推論エンジン』にて判定する。但しPHS公衆回線が使用不可(リトライ連続設定回数以上)の時は、監視ユニット内の判定基準で判定する。 | ||||||||||||
使用環境 | PHS電波の届く屋内及び屋外 : 防雨程度(温湿度 : ー10〜50 ℃/85 %RH以下)非防爆機器 | ||||||||||||
電源 | 単一アルカリ乾電池 6本直列 | ||||||||||||
電池寿命 | 通常の室温にて約1年 | ||||||||||||
寸法/質量 | W300 ×H350 ×D150 / 約5.0kg |