取り組み・実績のご紹介
クラウドひろがる!ミライもひろがる! 長崎市様採用事例
取り組み
住宅、集合住宅
長崎市は海と山に囲まれた斜面の多い地形のため、貯水設備が少なく、有収率の向上が課題となっていました。
また、配水エリアごとに年に一度、深夜時間帯の大規模な漏水調査を実施。調査実施に時間も工数もかかっていました。
漏水監視の取り組み
配水エリアを4ブロックに分け、日々の水道使用量を監視。
1.漏水が疑われる夜間水量の多いエリア3に対し、区分バルブ操作を行う。
2.エリア1の水系を一部エリア3に入れる:エリア1’
エリア4の水系を一部エリア3に入れる:エリア4’ と区切っていく
3.エリア3内の1’や4’の水量変化有無=漏水として水量変化の絞り込みを実施。
4.漏水箇所の絞り込み・特定により、配管補修・修繕を行う。
結果・得られた効果
早期発見による配管の補修で123m³/日の漏水削減に
年1回の漏水調査ではなく、日ごとの流量監視が可能となり、3か月間で12か所の漏水箇所発見に繋がりました。
低流量域精度に優れた電磁式水道メーターと無線通信端末を使い、広範囲の流量監視ができ、工数削減、効率化を図れました。
災害時の優先修繕箇所把握にも応用が可能ではないかと期待しています。